
この記事の結論
- 京大工学部(2027年度入試)は1025点満点。内訳は共通テスト225点(換算後)+二次試験800点で、数学と理科だけで550点あります。
- 二次試験は国語100・数学250・理科250(物理と化学)・英語200。試験日は2027年2月25日(木)・26日(金)です。
- 2026年度の合格最低点の得点率は、6学科で56.7%〜63.0%。一番高いのは情報学科で、2017年度から10年続けて6学科のトップです。
こんにちは、SEOブログ管理人です。
このブログでは2008年1月に「京都大学工学部 前期試験 科目とセンター傾斜」という記事を書いていました。当時は「センター試験300点+二次試験700点」と紹介していましたが、今は試験の形が変わっています。そこで、京都大学の公式資料(入学者選抜要項・入学者選抜実施状況)で確かめながら、2027年度入試の工学部の配点と科目、学科別の合格最低点をまとめ直しました。
※ 配点・日程は「令和9年度 京都大学入学者選抜要項」、最低点・人数は各年度の「入学者選抜実施状況」で、2026年10月に確認しました。得点率は「合格最低点÷満点」をこのブログで計算した値です。
配点(2027年度入試)

| 教科 | 共通テスト(換算後) | 二次試験 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 25 | 100 | 125 |
| 地理歴史・公民 | 50 | - | 50 |
| 数学 | 25 | 250 | 275 |
| 理科 | 25 | 250 | 275 |
| 外国語 | 50 | 200 | 250 |
| 情報 | 50 | - | 50 |
| 合計 | 225 | 800 | 1025 |
共通テストは、受けた点数をこの表の点数に換算(小さく)して使います。たとえば共通テストの英語はリーディング100点+リスニング100点の200点満点ですが、工学部では50点に換算されます。共通テストの割合は全体の約22%で、合否のほとんどは二次試験で決まるしくみです。
試験の科目
共通テスト(6教科8科目)
- 国語
- 地理歴史・公民:「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1科目
- 数学:「数学Ⅰ,数学A」「数学Ⅱ,数学B,数学C」
- 理科:「物理」は必ず選び、「化学」「生物」から1科目
- 外国語:英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語から1科目
- 情報:「情報Ⅰ」
二次試験(個別学力検査)
- 国語(100点)
- 数学(250点):数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
- 理科(250点):物理と化学の2科目(それぞれ基礎を含む)
- 外国語(200点):英語のみ
学科別の合格最低点(2026年度入試)
工学部は学部でまとめて募集し、第1志望・第2志望まで学科を選べます。合格最低点は学科ごとに公表されています(満点1025点)。
| 学科 | 募集人員(目安) | 合格最低点 | 得点率 | 合格者平均点 | 2025年度の最低点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 地球工学科 | 175人 | 581.20 | 56.7% | 612.79 | 636.90 |
| 建築学科 | 77人 | 596.32 | 58.2% | 639.63 | 648.45 |
| 物理工学科 | 225人 | 615.33 | 60.0% | 656.43 | 665.57 |
| 電気電子工学科 | 128人 | 602.15 | 58.7% | 640.52 | 658.61 |
| 情報学科 | 94人 | 645.49 | 63.0% | 694.29 | 707.52 |
| 理工化学科 | 215人 | 581.15 | 56.7% | 612.41 | 633.82 |
※ 募集人員は2027年度入試の前期日程の受入学生数の目安(合計914人)。出典:京都大学「令和8年度 入学者選抜実施状況」「令和9年度 入学者選抜要項」。
2026年度は、6学科すべてで最低点が前の年より下がりました。一番高い情報学科(63.0%)と一番低い地球工学科・理工化学科(56.7%)の差は、64点ほどです。
学科別の推移(2012〜2026年度)

- 情報学科は15年で最下位からトップへ。2012年度は49.6%で6学科の中で一番低い得点率でしたが、2017年度からは10年続けて一番高くなっています。
- ほかの5学科は近い動き。年によって上下はありますが、5学科の差は毎年数ポイントです。
- 2020年度と2024年度は全学科で大きく下がった。2024年度は前の年より7〜11ポイント下がりました。
- 理工化学科は、2023年度までは工業化学科という名前で募集していました(グラフでは同じ線でつないでいます)。
志願者数と倍率(2026年度)
| 募集人員 | 志願者 | 第1段階選抜 合格者 | 受験者 | 合格者 | 倍率(受験者÷募集人員) |
|---|---|---|---|---|---|
| 914人 | 2,747人 | 2,731人 | 2,675人 | 922人 | 2.9倍 |
志願者・合格者の数は、学科別ではなく工学部全体で公表されています。
第1段階選抜(いわゆる足切り)は、工学部全体の志願者が募集人員の約3.0倍を上回ったときに行うことがあります。このときは、共通テストを1000点満点(国語200・地歴公民100・数学200・理科200・外国語200・情報100)で合計して選びます。
2027年度入試の日程
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 共通テスト(本試験) | 2027年1月16日(土)・17日(日) |
| 出願(Web出願登録・検定料納入・書類受理) | 1月25日(月)〜2月3日(水) |
| 第1段階選抜 合格者発表 | 2月10日(水) |
| 二次試験 1日目 | 2月25日(木)国語 9:30〜11:00、数学 13:30〜16:00 |
| 二次試験 2日目 | 2月26日(金)英語 9:30〜11:30、理科 13:30〜16:30 |
| 合格者発表 | 3月10日(水) |
試験は吉田キャンパス(京都市左京区)で行う予定です。志願者の数によっては、ほかの場所になることがあります。
よくある質問
Q1. 京大工学部の共通テストの配点は?
A. 2027年度入試では、換算後の225点です(国語25・地歴公民50・数学25・理科25・外国語50・情報50)。合計1025点のうち約22%です。
Q2. 二次試験の科目と配点は?
A. 国語100点、数学250点、理科250点(物理と化学)、英語200点の合計800点です。
Q3. 何割取れば合格できますか?
A. 2026年度入試の合格最低点の得点率は、地球工学科・理工化学科の56.7%から情報学科の63.0%まででした。年度によって上下します。
Q4. 学科はどうやって決まりますか?
A. 工学部はまとめて募集し、出願のときに第1志望・第2志望まで学科を選べます。募集人員は学科ごとの受入学生数の目安として示されています。
Q5. 足切り(第1段階選抜)はありますか?
A. 工学部全体の志願者が募集人員の約3.0倍を上回ったときに、共通テスト(1000点満点)の合計で行うことがあります。
Q6. 2027年度の試験日はいつですか?
A. 二次試験は2027年2月25日(木)・26日(金)、合格者発表は3月10日(水)です。共通テストは1月16日(土)・17日(日)です。
あわせて読みたい
- 京大工学部 合格最低点(100点BBS):学科別・全年度の表
- 京都大学掲示板(100点BBS):入試の情報交換
- 京大の合格最低点【2026年度】学部別の得点率と22年の推移
- 共通テストの平均点【2026年度】科目別とセンター試験からの推移
出典
- 京都大学「令和9年度 京都大学入学者選抜要項」(工学部の配点・科目、日程、第1段階選抜)
senbatsuyokoR9_all(PDF) - 京都大学「令和8年度 入学者選抜実施状況」(志願者数・合格者数、最低点)
R08shotoukei(PDF) - 京都大学「入学者選抜実施状況」(2012〜2025年度の最低点)
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/admissions/undergrad/jisshijokyo - 大学入試センター「令和9年度試験」(共通テストの実施期日)
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r9/index.html
確認日:2026年10月8日。グラフと配点図は、上の公式資料の数字からこのブログで作りました。


















